SPEX-Mは、土壌中や排水中に含まれる重金属を資材の鉱物化過程で取り込み、強固に結合することにより溶出を抑えます。資材と、土 中などに 存在する成分により生成する層状粘土鉱物が、その構造中に重金属を取り込むことにより不溶化が行われます。
ラインナップSPEX-Mが不溶化可能な重金属元素は、ヒ素、フッ素、鉛及びカドミウムです。
重金属不溶化対象の性状、性質(土壌、排水、pHなど)及び汚染濃度により、使用するSPEX-Mを変更することで対応範囲が広がり ます。
資材pH 約9 (水に懸濁時) 使用可能pH 5~11(処理後のpH雰囲気は7~11程度が望ましい) 比重 粉体:約0.8~1.5 外観 粉体:白色微粉体 主要対象元素 ヒ素・フッ素・鉛・カドミウム
SPEX-MP 添加量ー重金属濃度の関係
試験方法
濃度目標5mg/L(ppm)の模擬汚染水100mlに対し、SPEX-MPを0.1g,0.2g,0.3g,0.5g,1gの設定で添 加。6時間振と う、遠心分離後、上澄みを回収、分析。
SPEX-MF 添加量ー重金属濃度の関係
試験方法
濃度目標5mg/L(ppm)の模擬汚染水100mlに対し、SPEX-MFを0.1g,0.2g,0.3g,0.5g,1gの設定
で添加。6時間振とう、遠心分離後、上澄みを回収、分析。